ソニーファンクラブ


音楽、オーディオに関するブログ
by ソニーファン
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FR FR-64S アームリフター修理

今回も知り合いから依頼された修理です。
ターンテーブルがDENONのDP-3000、アームがFRのFR-64S、カートリッジにはDENONのDL103を使用したレコードプレーヤです。
残念なことにアームリフターがオイル抜けしており、リフトダウン時「ストン!!」と針が落ちる状態です。
早速、アームからアームリフターを取り外しました。(六角レンチあれば取り外し可能です)
アームを持ち上げる円弧型の部品は軸に刺さっているだけですので、だましだまし引き抜きます。(軸はDカットされています)
アームリフターの底面には黒色のプラスチックカバーがしっかりはまっています。

d0178192_15535660.jpg

これを、傷つけずにどうやって取り外すかが問題です。
思いついたのがガムテープ作戦です。一回目は油分が残っていたため取り外し失敗。二回目はカバーをアルコールで拭いてトライ。大成功です。
うまくカバーが外れてくれました。はずれたカバーがこれ。
d0178192_15550347.jpg


あとは、中心にとまっているネジをマイナスの精密ドライバーで外します。
すると、内部からいくつかの部品がはずれてきます。外れた部品たちがこれです。


d0178192_15590546.jpg

写真左から、アームを持ち上げる円弧型部品、シリンダー、ピストン、ばね、レバー、ねじ、カバーの7つの部品で構成されています。
中にはオイルのかけらもありませんでした。
補充したオイルはこれです。田宮模型のシリコンデフオイル(OP-1419) 粘度は#100万です。
d0178192_16004350.jpg

シリンダー内とピストンに塗布して再組立てです。
ばねをはめたピストンをシリンダーへ挿入。アームリフトレバーを挿入しねじ止め。
アームを持ち上げる円弧型部品を挿入。
カバーを取り付ける前にアームリフト動作を確認です。アームへ仮取り付けしてテストです。
ジワーと針が下りてくれます。大成功です。
一旦、アームから取り外し、周りに付着したオイルを拭き取り、カバーをはめて、リフターの修理は完了です。
高さを調節しながら、アームへ取り付けて修理完了!!

いい気分でレコードへ針をおろし、テストしていたところ、急にターンテーブルの回転が高速に・・・・なんじゃこりゃ!!
「DP-3000 高速回転 修理」でググってみたところ、部品リード間のマイグレーションの影響で回路が誤作動している可能性が高いということがわかりました。
ターンテーブルを外して、基板をはずして確認したところ、部品のリードはみんな真っ黒になっていました。
どの部品が原因かはわかりませんので、順番にアルコールで部品リードを洗浄しました。
仮組立してランニングテストをしましたが、高速回転になることはなく、無事マイグレーションは除去されたようです。
ついでに、ストロボスコープのミラーを清掃、ネオン管表面の清掃、各スイッチの可動部へ樹脂用オイルを注油、硬化している電源コード交換を行い再組立てしました。
ターンテーブルマットもべたつきが発生していましたので、東京防音社製のターンテーブルマットへ交換しました。

再度、アーム高さ調整、針圧調整、回転スピード調整・・・修理完了し試聴です。
なんと良い音がするプレーヤでしょう。
DL103が欲しくなります。FR-64Sも・・・

残念ですが、持ち主の元へ返却しました。(要らなくなったら、私へ譲っていただくようお願いして・・・)









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# by sony_fanclub | 2018-12-01 16:32 | オーディオ | Comments(0)

JBL L112 ウーファーエッジ交換

2018年8月 お盆休み中に、知り合いから依頼・お預かりしたJBLのスピーカの修理をしました。
症状はウーファーのエッジがボロボロになるという、経時劣化で避けられない現象です。
交換用エッジは事前に発注し、入手済みでしたので早速作業です。
スピーカの状態は、この通りウーファーのエッジが無くなっています。
d0178192_11324983.jpg























ウーファー固定のねじを4本取り外し、スピーカへ接続されている配線を外します。
端子はプッシュ式です。黒いラインが入っている配線がユニットのプラス端子(赤)でした。
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ウーファーユニット周囲にある、ウレタンを剥がします。
d0178192_11424608.jpg
















d0178192_11425788.jpg
























フレームに残っているエッジのくず、接着剤を除去します。コーン紙の裏面に残っているエッジのくずも除去します。
d0178192_11454912.jpg
















d0178192_11460613.jpg














あとは、専用の接着剤を使って、コーン紙へエッジを貼り付けし、次にセンターズレが無いようにフレームへエッジを接着します。
d0178192_11490903.jpg




















フレームから剥がしたウレタンを接着剤(今回はG17を使用)で貼り付けし完成です。
d0178192_11501785.jpg






















この状態でコーン紙を押して、ボイスコイルとヨークが接触していないかを確認。
ユニット単体で、スイープ信号での動作(びりつきや異音がしないか)確認をしました。
一応、正常に動作するようになりました。

エンクロージャーへの取り付けは、外した時と逆の手順で、配線接続、ユニットねじ止めで完成です。
作業終了後、1週間放置し、音だし確認です。
はじめは、あれっ!低音が出ない??という感じでしたが、1時間ほど鳴らしていたら、だんだんいい感じになってきました。
このスピーカは、音楽鑑賞には良いと思います。

修理完成したことを、連絡して作業完了です。(後日、引き取りに来られます。)


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# by sony_fanclub | 2018-08-26 12:05 | オーディオ | Comments(0)


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